2015年2月6日金曜日

マインクラフト×3Dプリンタ

みなさん、こんにちは


このエントリは

マインクラフトの建築物


を3Dプリンタで造形してみた

って話です

3Dプリンタでマイクラの建築物って印刷できるの?


3Dぷりんたって甘くておいしい
「あんまん」印刷できるの?

2015/02/22追記
2015/02/28追記


今回はDMM.make 3Dプリントサービスを利用してみました。

PC版

★必要なモノ★

  1. まずはマインクラフトPC版で3Dプリントしたい建築物を作りましょう(今回はお試しなので小さめの建物にしてみました(冒頭のスクリーンショット))
  2. マインクラフトを終了したら、Minewaysで目的の建築物のあるワールドデータのlevel.datファイルを読み込みます(ファイルの場所を確認するにはMinecraft LauncherのEdit ProfileからOpen Game Dirで開いてくのが分かりやすいと思います)
  3. マップ上から目的の建築物を見つけたらマウスの右クリック&ドラッグで範囲指定します
  4. メニューからFile-Export Model for 3D Printingを選択してそのままOKしてファイルを保存します
  5. うまく書き出せたかどうかを確認するためMeshLabに上記4で保存したVRMLファイルを指定します

  こんな感じで表示されるのでマウスでグリグリしながらデータを確認します


 DMM.make make 3DプリントサイトをWebブラウザで開き、必要なアカウント登録を済ませてください(難しいところは無いと思いますので詳細は割愛します)

 3Dデータのアップロードは手順4で保存したファイルの中のZIP圧縮ファイル1つをアップロードすればOKです。この中にVRMLファイル、テクスチャ画像ファイルが含まれており、アップロードすればデータチェックがスタートします。

 データチェックが完了したら、出力サイズ、素材の種類選択、価格の確認をした上で、問題なければ注文ボタンを押します。これで造形開始となります。

 素材の種類によってかかる日数も異なりますので確認しておきましょう。

 今回は「素材:石膏フルカラー」で3Dプリントをかけました。

 なお、手順4で何も変更せずにOKボタンを押したと書いてありますが、今回は実際には造形した際の高さ指定を変更して実験してみました(デフォルトだとマイクラブロックサイズが2mm単位となります)。

 造形が終了すると発送準備に入ったことがメールで通知されてきます(各工程毎にメールで連絡が来ます)。

 そして到着!


開封の儀です!


この中にプリントされたものが入っています


開封してすぐなのに
匠が背後に!!!


若干マイクラっぽさが
削ぎ落とされた気がしないでもないですが
机の上のアクセントとして
飾ってみるものいいかもしれません


2015/02/07追記:
100円ショップで売っている
コレクションボックスにいれると
イイ感じです


 もっとマイクラっぽさを大切にしたい場合には、変換ツール、Minewaysから出力される3Dデータそのもの、素材や3Dプリンタの機種特性などを考慮する必要があるのでしょう。

 今回紹介したMineways以外にも3Dプリンタ印刷可能なデータ変換を行うツールや3Dプリンタ専用ではないデータ変換ツールは存在しています。
 これらのツールを活用することでMinecraftの世界はまだまだ膨らんでいきますね。

 先日発表されたMicrosoft HoloLensのビデオの中にもMinecraftが登場しますが、3Dプリンタとの連携で部屋のレイアウトに合わせた作品づくりが可能になったりすると楽しそうです。

ラズパイ版について(仮)

ラズベリーパイのMinecraft Piで建築したものはMinewaysでは直接読み出すことができません。

では、どうするのかというとマインクラフトマップエディタのMCEditにMinecraft Piフィルタをインストールして「Minecraft Pi API」+「ネットワーク経由」でラズベリーパイで稼働中のMinecraft Piの建築物データをPCのワールドマップに読み込むという手法を使います(他に方法があるかもしれませんが、現在調査中です)。

実験してみたのですが、残念ながらこの方法はデータ取得に非常に時間がかかるためあまりオススメできません(スピードアップできるかどうか分かりませんが、発表されたばかりのRaspberry Pi 2で後日テストしてみたいと思います)。

一応できるよね、というレベルの話なのですんごいヒマな方向けです(笑)。

ですので今回は具体的な方法には言及しませんが、必要なモノを以下に挙げておきますので試してみたい方はどうぞ。

★必要なモノ★
2015/02/22追記:
MCEditはMinecraftPEのマップデータが読み込めることからMinecraft Piのマップデータも読み込むことが可能です。

従って、MinecraftPEと同様の手法でデータを取り込み、Minewaysにて3Dデータ化は可能であることが分かりました。

ただ、テクスチャデータが欠落するなど完全な取り込みに成功していないので、引き続き調査を継続します。

2015/02/28追記:
MCEdit + Minecraft Pi Filterで座標位置をオフセット指定することで狙った建築物だけを取り込めることを確認できました。取り込み時間は建築物のサイズにもよりますが、十数分~数十分で完了するのではないかと考えられます。

Minecraft Piで作成した作品取り込みの1つの方法として活用できそうです。

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