みなさん、お元気ですか?
8月8日から二日間に渡って開催された注目のイベント
に参加してきました。
延べ約1,500名という多くの方が会場を訪れていたとのことです。
そしてイベント二日目の8月9日午前中にセミナー講師として登壇してきました。
会場は、早稲田大学西早稲田キャンパスです。
少し到着時間が早かったせいか正門が開いていなくて
守衛さんに声を掛けて中に入らせていただきました。
正門から見えるこの建物は一度見たら忘れないくらいインパクトがありますね。
素敵なキャンパスでした。
会場案内の看板
63号館の中です。階段を登って行くと受付があります。
会場入りして、セミナー会場の担当者の方とお会いして
準備をさせていただきました。
そして10時より
「Minecraftプログラミング教育実践報告」
と題してMinecraftをどのようにプログラミング教育へと
つなげていくのかについて講演させていただきました。
お話させていただいた内容を簡単にまとめると、
「Scratchプログラミング」
Scratch2MCPI Nasu-lab flavorの開発に関すること、しくみ、小学校低学年が取り組む際の課題と学習指導要領との関連について
そしてこども達がプログラミングに取り組むまでに配慮することや試行錯誤について
「テーマ建築」「3Dプリンティング」
マイクラプログラミングをする上で必要な操作スキルを身に付ける1つの手段として「テーマ建築」を実施していること
その成果物を3Dプリントしている目的・意義などについて
こども達が外へ出て自然と触れ合うことは大切なことであり、マインクラフトの世界とリアルな世界がどうつながるのかということについて
「Raspberry Piマイクラ改造」
Raspberry Piに入っているMinecraft Piの改造についてはこのブログでもシリーズエントリとして掲載していますが、そこにある「学び」とは何なのかについて
「MOD導入」
改造という視点に関してはMOD導入も同様の学びがあり、それが最終的にプログラミングとどう関係していくのか、その意義について
「コマンドブロックプログラミング」
コマンドブロックプログラミングについては小学生がミニゲームの開発に取り組んでいる事例を紹介し、同時間帯に受講しているメンバーがデバッグプロジェクトに参加している様子ついて紹介
「MinecraftEDU(ComputerCraftEDU)」
那須ラボでは今回のイベントワークショップで利用していたMinecraftEDUを導入しています。
最近リリースされたComputerCraftEDUを活用することで小学校低学年でもGUIブロックプログラミングが可能になったということについて
などをお話しさせていただきました。
来場していた方々から質問をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。
Minecraftを教育に利用していくには多くの方の実践事例を集めていくことが大切だと思います(海外のMinecraftEDUのTeacher'sコミュニティもその1つでしょう)。
これはPEGプロジェクトのようにプログラミング教育の事例を集めていくGathering活動と同様に様々な視点の取り組みを集めることで新しい知見を見い出せるのではないでしょうか。
そして、
「まとめ」
として
「Minecraftを共通言語とした【対話】を大切に」
というメッセージを最後にお話させていただきました。
Minecraftに限らず、親子の対話、仲間同士の対話を含めた相互理解の重要性はいつの時代も変わらないのではないかと考えています。
これは、イベント最後のトークセッションでも触れられていたことではないかと思います。
このようなイベントに参加して本当に良かったなと思うのは、
「様々な分野の方々とリアルに会って話ができること」
ですね。
セミナーの内容に関しても
「参考になった」
といったご意見・ご感想をいただいたりしました。
こうした出会いを通じて、コミュニティが生まれ多くの方の知見が集まっていくことこそがゲームでありツールでもあるMinecraftをよりよい教育ツールとして活用していく基盤になっていくのではないかと考えています。
主催の
TENTOさま
早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所さま
フジテレビKIDSさま
そしての関係スタッフの皆様、お疲れ様&ありがとうございました。
また次回イベントまでにMinecraftで色々と実践していきたいと思いますのでお楽しみに!
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